2015年09月07日
第2章「にきび跡…」
ずいぶんと1回目の投稿から時間がかかってしまったことをどうか許してほしい…
僕なりに誠実に生きたいと願っているんだけど、人生ってそうは上手くいかない…
ちょっとプライベートでまた、たいへんな事件が起きてしまった…
それについては、また書ける時がきたら書こう。
今は、ちょっと心境的に無理だ…
それから、和歌山からでっかい夢もって都会に出て、そして夢破れて、また地元にリターンした俺の半生について、今後、小説仕立てで、つまりは私小説風に書こうと決めた。
もちろんプライバシーに配慮して、登場人物や地名については、若干のアレンジを加えていく。
でも、そこに書かれている内容は100%真実だ。
悲しいまでに100%真実だ…
第2章「にきび跡…」
高校1年生の三学期の終業式だった…
俺は朝からドキドキして、学校へと向かった。
僕のクラスには芸能人がいる… といったら信じてもらえるだろうか?
でも、本当にいたのである。芸能人が。
その子を高校生になってはじめて同じクラスになって見た時、あまりのかわいさ、綺麗さに僕は気絶しそうになったことを今でも覚えている。
造形的に本当にキレイなのだ。
人間って誰にでも、顔の造りになにかしらの欠点がある。
たとえば、顔がかわいいんだけど、肌が汚い…
とか
顔はキレイなんだけど、肌が色黒…
とかね…
でも、その子には、本当に欠点が一つもなかった…
まさにマドンナ… クラスのマドンナ… いや全学年のマドンナだった…
そして、今日、俺はその子に告白する…
いけるだろうか… いけないだろうか…
1年生の最後の終業式は型どおりの式典があって、クラスでホームルームみたいなものがあり、昼前には、全ての行事を終えた。
この日は、部活なんかもなくて、みんなすぐに学校から帰宅する。
なので、チャンスは一瞬しかない。
でも、そのマドンナが一人でいないとまずい…。(ここでこのマドンナに名前を与えたいと思う。物語の進行上そのほうが何かと都合が良いからだ。その子の名前を綾小路麗華(あやのこうじれいか)とする)
麗華ちゃんは、なかなか一人にならなかった… やっぱり人気者だから、彼女のまわりにはいつだってたくさん友達がいる。
俺は下駄箱のあたりをウロウロしていて、ずっとチャンスを伺っていた。
たぶん、今から思えば挙動不審者だったと思う…
で、しばらくねばっていたら、ついにというか奇跡的にその子がたった一人で下駄箱のところに来たのだ…
俺の心臓が早鐘を打つ! 脇汗が止まらなくなる…
俺「あ… あのさあ…」
麗華「何?」
俺「あの、ちょっと、えっと…なんだっけ…」
麗華「………」
俺「そうだ、あの俺、その、つまり好きだったんだよね…」
(俺のバカ! 好きだったじゃなくて、好きですだろ! 自分つっこみ!)
麗華「………」
俺「でも、ちょっとそんなの絶対無理だし、迷惑だろうし、だからもうあきらめたんだけど、あの応援しているから、芸能活動がんばってね…」
麗華「………うん、ありがとう」
って、俺のばか〜〜〜! 何自分一人で自己完結しちゃってるの!
うん、俺には勇気がなかったんだよね。単純に…
告白して、そして拒絶されるのが怖かった…
彼女の答えを聞きたくなかった…
だから、自らの意志で降りた…
本当にバカだ…
まあ青春の若気のいたりってやつだ…
もし、タイムマシーンがあって、今の僕が高校1年生になって、もう一度あの場面に行けたとしたら僕は告白できただろうか?
僕は断言する! できると。
でも、一つだけ条件がある。
それは、当時、僕の最大のコンプレックスであった、にきび跡がなかったら! である。
そう、今、大人になって、僕は当時の僕がどうしてそんなに自分に自信がなかったのか、その理由がはっきりわかる。
それは、にきび跡が原因だったんだ。
その告白からさかのぼること三ヶ月前。
クラスの中のある女子にいわれたんだよね…
「俺君って洗顔とかしないの?」
「え! もちろん毎日しているけど」
「じゃあ、なんでそんな肌が汚いの? スキンケアとかしないの? 人前でそんな肌で平気なの?」
「……………」
「そのにきび跡は一生治んないかもね…」
「……………」
俺は、ただただ呆然とその場に立ち尽くした…
何故、彼女は突然、俺のにきび跡を攻撃してきたのだろう…
今でも、わからない。その子が突然俺にそんなヒドイことをいってきた原因が。
だって、その女子とはクラスでもほとんど会話らしい、会話をしたことなんて一度もなかったのに!
だけど、一つだけ確実なことがある。
彼女の一言は俺の心を完全に壊した。
その日から、俺ま毎日何時間も鏡を見て、自分がまるでにきび跡モンスターにでもなったような気がした。
そんなある日のことだ、クラスの中で変が噂が流れているぞ…
と俺の親友が教えてくれた。
その噂ってのが
「俺が放課後に麗華ちゃんの上履きをクンカクンカ匂いを嗅いでいた。アイツは変態だ!」
という、耐えられない噂だった…
俺は死のうと思った。
だって、その噂は真実だったのだから!(滝汗)
(第3章「死のダイブ」に続く)
編集後期
にきび跡ってのは、本当に当時の俺にとって最大のコンプレックスでした。
そのコンプレックスは大人になってからもずっと続いて、そのことで正直、俺の人生ってくるちゃった部分が多々あります。
ただ、物事には全て後日談というものがあるわけで、現在の俺は肌はかなりキレイになりました。
それは全部、このにきび跡のブログのおかです。
この人のブログを読んで、感銘を受けて、そこに書かれているスキンケア方法をそのまま真似したら、本当ににきび跡が少しずつ消えてきて、最終的には1年ぐらいかかったけど、にきび跡はほぼ跡形もなく消えました。
まじでオススメなので、にきび跡に悩むボーイズ・アンド・ガールズは要チェックです。
僕なりに誠実に生きたいと願っているんだけど、人生ってそうは上手くいかない…
ちょっとプライベートでまた、たいへんな事件が起きてしまった…
それについては、また書ける時がきたら書こう。
今は、ちょっと心境的に無理だ…
それから、和歌山からでっかい夢もって都会に出て、そして夢破れて、また地元にリターンした俺の半生について、今後、小説仕立てで、つまりは私小説風に書こうと決めた。
もちろんプライバシーに配慮して、登場人物や地名については、若干のアレンジを加えていく。
でも、そこに書かれている内容は100%真実だ。
悲しいまでに100%真実だ…
第2章「にきび跡…」
高校1年生の三学期の終業式だった…
俺は朝からドキドキして、学校へと向かった。
僕のクラスには芸能人がいる… といったら信じてもらえるだろうか?
でも、本当にいたのである。芸能人が。
その子を高校生になってはじめて同じクラスになって見た時、あまりのかわいさ、綺麗さに僕は気絶しそうになったことを今でも覚えている。
造形的に本当にキレイなのだ。
人間って誰にでも、顔の造りになにかしらの欠点がある。
たとえば、顔がかわいいんだけど、肌が汚い…
とか
顔はキレイなんだけど、肌が色黒…
とかね…
でも、その子には、本当に欠点が一つもなかった…
まさにマドンナ… クラスのマドンナ… いや全学年のマドンナだった…
そして、今日、俺はその子に告白する…
いけるだろうか… いけないだろうか…
1年生の最後の終業式は型どおりの式典があって、クラスでホームルームみたいなものがあり、昼前には、全ての行事を終えた。
この日は、部活なんかもなくて、みんなすぐに学校から帰宅する。
なので、チャンスは一瞬しかない。
でも、そのマドンナが一人でいないとまずい…。(ここでこのマドンナに名前を与えたいと思う。物語の進行上そのほうが何かと都合が良いからだ。その子の名前を綾小路麗華(あやのこうじれいか)とする)
麗華ちゃんは、なかなか一人にならなかった… やっぱり人気者だから、彼女のまわりにはいつだってたくさん友達がいる。
俺は下駄箱のあたりをウロウロしていて、ずっとチャンスを伺っていた。
たぶん、今から思えば挙動不審者だったと思う…
で、しばらくねばっていたら、ついにというか奇跡的にその子がたった一人で下駄箱のところに来たのだ…
俺の心臓が早鐘を打つ! 脇汗が止まらなくなる…
俺「あ… あのさあ…」
麗華「何?」
俺「あの、ちょっと、えっと…なんだっけ…」
麗華「………」
俺「そうだ、あの俺、その、つまり好きだったんだよね…」
(俺のバカ! 好きだったじゃなくて、好きですだろ! 自分つっこみ!)
麗華「………」
俺「でも、ちょっとそんなの絶対無理だし、迷惑だろうし、だからもうあきらめたんだけど、あの応援しているから、芸能活動がんばってね…」
麗華「………うん、ありがとう」
って、俺のばか〜〜〜! 何自分一人で自己完結しちゃってるの!
うん、俺には勇気がなかったんだよね。単純に…
告白して、そして拒絶されるのが怖かった…
彼女の答えを聞きたくなかった…
だから、自らの意志で降りた…
本当にバカだ…
まあ青春の若気のいたりってやつだ…
もし、タイムマシーンがあって、今の僕が高校1年生になって、もう一度あの場面に行けたとしたら僕は告白できただろうか?
僕は断言する! できると。
でも、一つだけ条件がある。
それは、当時、僕の最大のコンプレックスであった、にきび跡がなかったら! である。
そう、今、大人になって、僕は当時の僕がどうしてそんなに自分に自信がなかったのか、その理由がはっきりわかる。
それは、にきび跡が原因だったんだ。
その告白からさかのぼること三ヶ月前。
クラスの中のある女子にいわれたんだよね…
「俺君って洗顔とかしないの?」
「え! もちろん毎日しているけど」
「じゃあ、なんでそんな肌が汚いの? スキンケアとかしないの? 人前でそんな肌で平気なの?」
「……………」
「そのにきび跡は一生治んないかもね…」
「……………」
俺は、ただただ呆然とその場に立ち尽くした…
何故、彼女は突然、俺のにきび跡を攻撃してきたのだろう…
今でも、わからない。その子が突然俺にそんなヒドイことをいってきた原因が。
だって、その女子とはクラスでもほとんど会話らしい、会話をしたことなんて一度もなかったのに!
だけど、一つだけ確実なことがある。
彼女の一言は俺の心を完全に壊した。
その日から、俺ま毎日何時間も鏡を見て、自分がまるでにきび跡モンスターにでもなったような気がした。
そんなある日のことだ、クラスの中で変が噂が流れているぞ…
と俺の親友が教えてくれた。
その噂ってのが
「俺が放課後に麗華ちゃんの上履きをクンカクンカ匂いを嗅いでいた。アイツは変態だ!」
という、耐えられない噂だった…
俺は死のうと思った。
だって、その噂は真実だったのだから!(滝汗)
(第3章「死のダイブ」に続く)
編集後期
にきび跡ってのは、本当に当時の俺にとって最大のコンプレックスでした。
そのコンプレックスは大人になってからもずっと続いて、そのことで正直、俺の人生ってくるちゃった部分が多々あります。
ただ、物事には全て後日談というものがあるわけで、現在の俺は肌はかなりキレイになりました。
それは全部、このにきび跡のブログのおかです。
この人のブログを読んで、感銘を受けて、そこに書かれているスキンケア方法をそのまま真似したら、本当ににきび跡が少しずつ消えてきて、最終的には1年ぐらいかかったけど、にきび跡はほぼ跡形もなく消えました。
まじでオススメなので、にきび跡に悩むボーイズ・アンド・ガールズは要チェックです。
Posted by daisuke5047 at
10:27
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